中国で驚異的に普及した「QR決済」を噛み砕いて説明します!

電子決済.comです。

電子マネーやクレジットカードを含めた「電子決済市場」が増えてQR決済が中国や韓国で爆発していますが、まだまだ日本国内では、本格的な普及のめどがたっていません。

でも、確実にキャッシュレス社会となる準備が進んでいきますので、今回は対話形式で噛み砕いた説明をしていきたいと思います。

 

QRコード決済は使っていますか?

いーくん
QRコード決済って知っていますか?

はてなさん
聞いたことはあるけれど、使ったことはないわ!

いーくん
ではクレジットカードや電子マネーは使っていますか?

はてなさん
2年くらい前にAppleペイが出来てからiPhoneで支払いをしたことはあるわ!

いーくん
「Appleペイ」と「QRコード決済」の違いはわかりますか?

はてなさん
Appleペイは下記のような店舗でiPhoneかざすだけで決済できるけど、QR決済はどう使ったらいいのか?わからないわ!海外から来た観光客だったら便利なので使っているかも?

↑Appleペイが使える店舗

いーくん
QR決済を実際に使ってみませんか?

はてなさん
そうですね!じゃあローソンで買い物してみましょうか!

 

ローソンでLINEpay/QRコード決済

中国国内ではアリペイ、ウィーチャットペイアプリでのQR決済が主ですが、日本人が使うには中国の銀行口座を作らないと使えないと言われていて、クレジットカード登録すれば使える?使えない?の情報が錯そうしています。

使える店舗もまだまだ少ないで、国内でサービスを展開しているLINEpayでの決済にトライしましょう。

→2017年1月よりローソン店舗でLINEPay決済が出来るようになっています。

 

まずは、LINEpayアプリをスマホにダウンロードして名前や口座情報などを入力し、出来上がったQRコードをお店(今回はローソン)でかざし読み取ってもらうことでプリペイドカードの金額内での決済が行われます。

suicaなど他の電子マネーとの比較

ローソンでは、さまざまの電子マネー決済が可能です。

出典:ローソン公式HPより

suicaなどの電子マネーをお持ちでしたら、LINEpayのQR決済とどちらがスピーディーか?

試してみてください。

きっとsuicaの方が速く処理出来ると思います。

QRコード決済は、スマホで決済する人がアプリを立ち上げて(事前登録必須)それをレジの読み取り機で店員が読み込んでもらって処理をするという流れなので、suicaなどオサイフケータイICカードの方はお客様がレジの読み取り機にかざすと処理される為速い時間で処理がされます。

QRコード決済のメリット

いかがでしたでしょうか?

クレジットカードや電子マネーカードを持っている方が、LINEpayのQR決済を新たに加えるメリットについては何も感じられません。

めんどうで遅い!

この一言です。

ユーザーにとってメリットがあるとしたら?高い還元率のポイント取得だけでは???

採用する店舗側は3年間手数料無料という恩恵があります。

LINEpayカード

QR決済をするとポイントが溜まりませんが、LINEpayカードを作ったらポイントが溜まります。

 

カードを作成するには、スマホに入っているLINEアプリからLINEpayカードの申し込みをしましょう。

一般的なクレジットカードではなく、銀行口座などよりお金を入れてから使うプリペイドカードなので、使いすぎるということはありません。

<クレジットカードでは無いプリペイドカードLINEpayカード

出典:LINE公式ブログより

 

 

LINE Payは、2018年内に100万店舗導入をめざす!

電子決済.comです。今週発表があったpaypayですが、LINEpayも頑張っているようなので調べてみました。

出典:LINE pay公式ツイッターより

LINEPAY

LINE Payでは「10円ピンポン」なる訳のわからないTVCMを流していましたが、

10円を送金するとローソンやマクドナルドの人気商品をもらえる「10円ピンポン」キャンペーンが6月18日より4週間続き、相当数の利用者があったようです。

<登録は簡単>

➡規約に同意するだけで簡単登録

<ウォレットレスで支払い>

事前にアカウント残高をチャージして、加盟店での簡単・スピーディな支払いが可能に。スマホさえあればウォレットレスでお買い物ができます。

チャージ

➡①銀行口座より、②店頭でLINE Pay カードを使って、③コンビニ

ということで、クレジットカ―ドからはチャージ出来ませ

<送金、割り勘>

LINE Payを利用すれば、友だち同士で送金、送金依頼、割り勘ができます。

 

これに加え、2018年8月からコード決済の手数料を3年間無料にする施策を実施し、加盟店の増加に拍車がかかるのか?

LINE幹部によると2018年内に100万店舗をめざしているそうです。

そのために、LINE Payのコード決済に対応した安価な小型端末(希望小売価格3万5000円)を全国に拡大していくことを明らかにしています。

開発/販売元であるネットスターズ社製「QR/バーコード決済対応端末StarPay」は、すでに国内1万店舗以上に設置されており、これらの端末をLINE Payブランドに置き換えるほか、全国展開を加速させようという狙いのようです。

出典:TechCrunch Tokyo 2018記事より

しかし、これでも高いと思ったのか7月30日の発表でこんな端末の発表もしています。

出典:ITMediaの記事より

バーコード/QRコード決済も複数のサービスが立ち上がってきたおり、早めに参入したLINE Payですが、

3年後にLINE Payの決済手数料がどうなるのか、詳細は現時点では決まっていないようです。

当面は赤字覚悟でコード決済の普及を推進していき、今後どういったビジネスモデルとするのか、8月以降も随時情報を発信していくらしいです。

デファクトスタンダードになれるのは?paypayなのか?LINEpayなのか?

他社も入り乱れ競争が激化していきそうですね。

 

背景について

paypayもLINEpayも赤字覚悟で加盟店決済手数料を無料とするなど、何故そんなに無理をして突き進むのでしょうか?

それは、国がキャッシュレス社会を後押ししているからです。

2017年5月に発表した『FinTech ビジョン』に続いて、今年の4月経済産業省から『キャッシュレス・ビジョン』という提言書が発表されました。(74ページ)

『14ページの要約版』は、➡ キャッシュレス・ビジョン<<要約版>>

 

2015年の国内キャッシュレス決済18,4%であったものを、将来的に80%を目指すと鼻息が荒いです。

日本だけが世界のキャッシュレス革命に遅れをとっている現状、2020年の東京オリンピック開催を追い風に本当の革命を起こそうということなんですが、果たして国民はついてこれるのでしょうか?

paypay『電子決済』は普及するのでしょうか?

電子決済.comです。 大々的にTVで流れていたお話です。

PayPay

ソフトバンクHPのプレス発表によりますと、

ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)とヤフー株式会社(以下、ヤフー)の合弁会社であるPayPay(ペイペイ)株式会社は、バーコードやQRコードを使って決済ができる新たなスマホ決済サービス「PayPay」の提供を2018年秋から開始します。また、「PayPay」の提供に当たっては、ソフトバンク・ビジョン・ファンドのポートフォリオカンパニーで、インド最大の決済サービス事業者であるPaytmと連携し、同社の顧客本位のテクノロジーを活用して日本におけるスマホ決済を構築しサービスを拡大していきます。

日本は現金(紙幣・貨幣)で支払う習慣が根強く、現在のキャッシュレス決済比率は20%にとどまります。政府がキャッシュレス決済比率を2025年までに40%、将来的に世界最高水準の80%にすることを目指してキャッシュレス化を推進する中、ソフトバンクとヤフーは日本のキャッシュレス決済の普及を促進し、利用者と加盟店の双方に利便性の高いサービスを実現するため、2018年6月に合弁でPayPay株式会社を設立し、今秋から「PayPay」を提供します。なお、このたび連携するPaytmは、インドでデジタル決済のエコシステムをリードし、バーコードやQRコードベースのテクノロジーを開発しています。3億人以上のユーザーと800万の加盟店にシームレスなモバイル決済サービスを提供しています。

PayPay株式会社とソフトバンク、ヤフー、Paytmは、ソフトバンクや口座数4,000万超の「Yahoo!ウォレット」の顧客基盤を活用した利用者の拡大、ソフトバンクが持つ営業ノウハウを生かした加盟店の獲得、Paytmの技術を活用した利便性の高いサービスの開発を進め、スマホ決済におけるユーザー数ナンバーワン、加盟店数ナンバーワンのサービスを目指します。

なお、「PayPay」の提供開始に伴い、現在ヤフーが提供している「Yahoo!ウォレット」のスマホ決済機能は、今後提供を終了(時期未定)し、「PayPay」とYahoo! JAPAN IDを連携させ、「Yahoo! JAPAN」アプリから「PayPay」の機能を利用できるようにする予定です。

コメント

やっとと言いますか、遅ればせながらSoftbankとyahoo連合がインドのPaytmの技術を使って国内市場を取りに来た!

という感じなのでしょうか?

pointは、クレジット端末や電子マネー端末導入時に必要な初期費用が無いこと。

また、店舗側が負担する決済手数料を開始から3年間は無料の2点です。

現金決済が大好きな日本人がどこまで変化するのか?今年の秋以降注目です。

TVでローソン端末での決済速度を放映していましたが、スピードでは電子マネーの方が速いのですでにクレジットや電子マネー端末を導入されている店舗にはあまりメリットがありません。

「ターゲット」は、今までまったく電子決済を考えていなかった零細な屋台や個人店舗などになるのではないでしょうか?

 

 

【ゆうちょpay】(2019年2月~)は、「銀行pay」を活用!

電子決済.comです。 今日は新しい銀行の決済サービスのご紹介です。

ゆうちょPay

ゆうちょ銀行は、スマートフォンアプリを使って銀行口座から即時支払いできるサービス「ゆうちょPay」を、2019年2月をめどに始める予定です。

GMOペイメントゲートウェイが提供する「銀行Pay」の基盤システムを活用。同じシステムを利用している他銀行とも連携する計画。

by ITmedia News2018年5月21日記事より

 

日本郵政グループのプレス記事は↓

こちら

 

銀行pay

銀行Pay(OEM)とは

銀行Payとは、「スマホ」×「銀行の強みを活かした新たな決済手段」の提供により地域経済の活性化をご支援する、銀行口座と連動したスマホ決済サービスです。当社が、金融機関様向けにスマホ決済サービスのシステムをOEM(ASP型)提供し、金融機関様がサービス主体となり、スマホ決済サービスを口座保有者、法人顧客にご提供いただくサービスです。
今後も、決済を基盤としたFintechサービスとして、様々なシーンへの拡張性も備えています。

以下、GMOペイメントゲートウェイHPより抜粋

<イメージ図>

銀行Pay(OEM)の4つのポイント

  • ・参加金融機関の相互乗り入れを実現するマルチバンクにより加盟店の共有化に対応
  • ・決済手段は、銀行口座に加え、Alipay決済に対応(クレジットカード決済にも対応予定)
  • ・銀行ならではのサービスとして、キャッシュアウトサービスにも対応 (予定)
  • ・利用シーンの拡大に向け、POSレジや自動精算機等との連携も可能

↑このプラットフォームに「ゆうちょ銀行」が乗っかるということとのようです。

 

<利用者向けのアプリ>

 

 

 

 

 

 

使い方は中国のQR決済とほぼ同じで、銀行口座をあらかじめ登録して暗証番号入力もしくはQRコード読み取りでの決済が可能なようです。

<店舗向けのアプリ>

 

 

 

 

 

 

お店側で顧客管理出来る「お店アプリ」と同様にPUSH通知やクーポン、スタンプの発行も出来、POSアプリとも連動出来そうなので「現金決済」、「クレジット決済」、「電子マネー決済」+αとしてQR決済が可能になるマルチ決済POSが登場しそうです!

※運用上メリットが出そうなのが、

CASIO,SHARP製などのガチャレジを使っている店舗でレジを使わずにiPadで金額入力➡QRコード生成➡お客様スマホで表示されたQRコード読み取り&決済

ということが可能になりそうです。

もっと効率的な「自動精算機」

上記のガチャレジの場合、いちいち手入力で金額を入れるのが面倒ではないでしょうか?(POSアプリを作れば、自動表示させることは出来ます。)

それよりも画期的と思われるのが、無人の自動精算機に金額をQRコード表示させることが出来たら、「コインパーキング」などお釣銭がほとんどいらなくなり、現金回収の頻度も下がり願ったりかなったりになります。

※国内に500万台弱設置されている「自動販売機」の場合、すでに電子マネー対応が進んでいるためQR決済に移行するかどうか?は少し疑問を感じます。

その他の候補

現金払いが当たり前だったものがFintechとしてQR決済に置き換わる候補として、

「宅配便の代引き」や

「ラーメン屋など飲食店自動券売機」や

「フリーマーケット」などなど予想だに出来ないものが出てくるかもしれません。

 

 

ゆうちょ銀、来年2月QR決済導入!3メガバンクも規格統一へ!

電子決済.comです。 今日はQR決済動向のお話です。

ゆうちょ銀行の動き

遅ればせながらも、ゆうちょ銀行で来年2月スマートフォン決済サービスを始めると発表しました。

SankeiBiz記事は↓ ↓ ↓

https://www.sankeibiz.jp/business/news/180518/bsj1805182215003-n1.htm

インターネット決済大手のGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)が開発した同様のサービスを既に導入している横浜銀行や福岡銀行の加盟店などでも使えるよう連携するそうです。

3メガバンクの動き

2018年5月23日=本日、3メガバンクでQRコード決済の規格統一のニュースも流れました。

YOMIURI OnLINE記事は↓ ↓ ↓

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180523-OYT1T50052.html

2018年5月16日には、メタップスとメガバンク3行と提携したという記事も流れています。

https://www.businessinsider.jp/post-167429

メタップスの会社概要は↓ ↓ ↓

http://metaps.com/ja/company/

竹中平蔵が顧問になっているようです。

 

今後の展開について

中国本土ではQR決済金額が5,5兆ドル/619兆円規模となっていますが、最近は詐欺事件も多発しているようなので「国内規格統一」について慎重に進めることは悪くはありません。

しかし、国内では香港同様に非接触カード(主にfelicaカード)が普及していますので、中国のようにQRコード決済が爆発的に普及するか?は未知数です。

※2016年1月~12月の電子マネー市場は5兆1436億円と5兆円を突破!

(クレジットカードの2016年の利用額は49兆円)

➡株式会社カード・ウェーブと式会社 電子決済研究所の予想では、2020年の国内電子決済市場は87兆円(電子決済比率30%)としています。

上記の円グラフでは、QRコード決済がどうなっているのかは良くわかりません。クレジットカード決済にとって代わるのでしょうか?

ただ、これら電子決済推進を後押ししているのは、政府が2027年までの今後10年間で日本国内のキャッシュレス決済比率を40%まで向上させる目標を掲げているからです。

過去20年間の積上げでfelicaカードは、JR東のSuica,nanaco,waonなど一定の成果を上げています。ただ、爆発的に伸び続けるかどうかについては多少なりとも疑問です。

非接触ICカードには必ず読み取り装置が必要となるからです。

QRコード本家のデンソーウェーブがこんな読み取り機を開発しました。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw3537111

2018年の目標販売が3000台では爆発力ないのでは???

タブレットPOSレジもセルフの時代へ!?

電子決済.comです。 今日は、セルフレジのおはなしです。

 

2010年に登場したAPPLE社のiPadは、第6世代となりタブレットPOSレジとしてもかなり普及してきています。

iPadを使ったタブレットPOSレジの代表的なものに、「ユビレジ」、「スマレジ」、「OrangeOperation」、「Airレジ」などがありますが、最近の5年間での普及で一段落してしまった感があります。

画面サイズの大きなiPadPROは、価格が高くなるためかタブレットPOSレジで利用されているのは9,7インチの従来サイズがほとんどです。

無料アプリを提供するリクルートライフスタイルのAirレジは、318,000店舗に実績があり、今春より順次オーダーエントリーシステムを導入するようですが、有償となるアプリや現場での設置や教育などの問題がクリアできるのでしょうか?

管理人が2013年秋よりposhikaku.comサイトでタブレットPOSレジの情報発信をしていますが、これからの成熟期には更なるコスト削減へと繋がる「セルフレジ」に注目をしています。

セルフレジ

最近よくスーパーマーケットでみかけるものですが、「マイティモニター」のインテージの自主企画調査結果では、使ったことのあるお店がこんな感じでした。

標本サイズ:n=2,305
調査実施時期:2018年2月24日(金)~2018年2月27日(月)

スーパー以外はまだまだ少ないですね!

※身近なお店では、ORIGIN弁当の会計方法が自動釣銭機にお金を入れる方式となっています。確か店員が東芝TECのレジに金額を登録し、お預かり金までを入れた後、お客様がお金を投入するというセミセルフです。

リテールテック展示会では、OrangeOperationより免税セルフレジが出ていました。

このように、店員が集まらない人材不足対策として、タブレットPOSを使ったセルフレジが今後開発されていくものと予想します。

 

「シェーキーズ イオンモール座間店」に導入された3台の〈Okageセルフレジ〉

↑こちらの〈Okageセルフレジ〉は、タブレット端末をセルフレジ端末として使い、小型のつり銭機(グローリー社製)とは独立して設置可能のため、従来型のセルフレジより省スペース、省コストで導入できようです。

バーコードリーダーをタブレット端末に接続し、クーポン連動券売機として運用するのも容易とのこと

プレス記事↓ ↓ ↓

http://gaishoku-it.jp/archives/1058

今まで、自動券売機を使っていたラーメン店やランチのみ券売機があったさくら水産など、このiPadを使ったOkageセルフレジに代わっていく日が近いかもしれませんね。

口座数約4,000万の「Yahoo!ウォレット」にスマホ決済機能を追加。

電子決済.comです。 今日は、Yahooの新決済サービスのおはなしです。

 

2018年4月よりドコモの「d払い」でQRコード決済が始まりましたが、あまり話題にはなっていないようです。

メガバンク3社もシステム投資などを共同で行う新会社設立を検討しているそうですが、今年6月よりyahooからもスマホでQRコード対応するそうです。

プレス発表記事はこちら↓ ↓ ↓

https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/03/28a/

「Yahoo!マネー」(電子マネー)のみが対象ですが、払込票に記載されたバーコードを読み取り、自宅などで税金や公共料金を支払える「税金・公共料金のバーコード決済」の提供を4月より開始したそうです。

IT Media記事

バーコードによる決済方法は、
1. 「Yahoo! JAPAN」アプリ上に表示したバーコードを、店舗の端末やレジに提示する「みせる」決済(2018年6月開始予定)
2. 店舗側の表示するバーコードを、「Yahoo! JAPAN」アプリでスキャンする「よみとる」決済(2018年秋開始予定)

と、2通りの方式を提供するそうです。(バーコードは、1次元バーコードとQRコードに対応。)

 

実店舗への影響

2018年3月27日時点の電子マネー「Yahoo!ウォレット」口座数:3,984万だそうですが、あくまでインターネット上での決済手段なので、リアル店舗で決済に使うアクティブユーザーはどれくらいになるのでしょうか?

2016年5兆円を超えた電子マネー決済ですが、リアル店舗で利用されているトランザクション数や利用金額では、nanacoやWAONが圧倒的に多いはずです。(Suicaなど交通系電子マネーも)

QRコードをスマホで見せる決済は、レジの処理時間が電子マネーをかざすことよりも表示させるための時間や、読み取るタイミングがあったりして遅くなってしまうものと予測します。

ネット通販などがアプリを使ってコンビニなどで決済をさせるしくみを想定すると、クレジットカードを持たない人向けになるので、どれだけ普及するのか疑問を感じます。

 

個人商店でも手軽に採用出来る「よみとる決済」が、秋口にスタートするようなのでそれからが勝負になるのではないでしょうか?

中国本土を席捲したAlipay、We Chat Payはクレジットカードに紐付かない方式なのですが、日本の場合は楽天payなどQR決済にクレジットカード払いを組み込んでいます。

ドコモは、携帯料金決済というしくみを持っているので「d払い」にQR決済を入れることにメリットを感じます。

電子マネーとしてのYahooウォレットが、実店舗決済でどれほど影響を持てるのか?Watchしていきたいと思います。

 

追伸

2018年7月末「paypay」という会社となり秋ごろデビューの予定

QRコードスマホオーダー機能【日本美食Order】ラーメン店で本格展開スタート!

電子決済.comです。 今日は、スマホオーダーのおはなしです。

 

PR TIMESの2018年3月14日このようなQR決済のプレスリリースがありました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000022842.html

株式会社フリープラスのQRシステムを読み、外国人観光客持参のスマホで決済完了となるそうです。

確かに、ラーメン店では自動券売機でオーダーする商品名を押し、日本円を入れて購入するので外国人にはハードル高かったと思います。

<記事抜粋>

飲食店スタッフがオーダーをチェックする際には日本語に変換され、今後の機能としては、そのまま店舗が保有するキッチンプリンタ機能に転送することも想定しています。

という記事をみた限りでは、オーダーエントリーシステムとの連動はこれからということでしょうか?

システム的には、お客様のスマホからオーダーされた商品を店舗レジ親機に送れば、出力する側のキッチンプリンターの設定(IPアドレス)に文字情報を送るだけなので難易度は低いと思われます。

 

設置された「ラーメン四天王 道頓堀店」は、本社が東京都町田市にあるようですが、店舗は大阪の道頓堀通りにあるようです。

地図

まだ、QR決済でのオーダーをされたことのない方で、大阪に行く機会がありましたらミナミの繁華街道頓堀まで足を伸ばし「ラーメン四天王 道頓堀店」を訪問してみてはいかがでしょうか?

 

今後、このようなQR決済サービスが各地に広がっていく予感がしています。

3メガバンクがQRコード規格を2019年に統一へ

電子決済.comです。 今日は、銀行間での規格のおはなしです。

 

2018年2月27日、NHKニュースで

3メガバンク QRコード決済で規格統一 連携へ

との記事が発表されました。

記事の内容を確認すると、

3行は、早期のサービス開始に向けて協議を急ぐとともに今後、ほかの銀行にも統一規格の採用を呼びかけていく考えです。

日本経済新聞の翌日の記事には、

支払時に使う「QRコード」の規格を統一し、2019年度の実用化を目指す。

と掲載されていました。

 

コメント

中国や韓国などでは急速なキャッシュレス社会となっており、我が国でも重い腰をやっと上げたということなんだと思います。

ただ、これまでにも色々なQRコード決済をご紹介して参りましたが、非接触ICカードのFelicaというsonyの技術を使ったおさいふケータイ、edy,suica,waon,nanacoなどの電子マネーが5兆円市場になるまで15年程度かかりました。

ご参考までに2007年に管理人がまとめた「電子マネー2007年」ファイルを参照ください。2007電子マネー

11年経過していますがEdyが楽天に買収された以外は地道に各社伸びています。

ジワジワと浸透する電子マネーを横目に、国内でQR決済がそんなに急速に浸透しないのではないかと予測してしまいます。

訪日外国人対応としては、QRコードでお店の決済が出来ることはいいことです。

クレジットや電子マネー端末の読み取り機代金を払うことなく、紙に印刷したQRコードなどでの利用が日本人にも便利だという評価が広がれば、電子マネーよりも早く広がるのですが・・・

銀行側の思惑

歴史的な低金利の長期化で収益力が低下している大手銀行にとって、全国各地に展開している店舗やATMを維持するためのコストが重くなってきています。

NHKニュースには、このような銀行側の思惑も掲載されていました。

現金が動くことで銀行に恩恵があると感じていましたが、現在のような現金決済が大半の社会よりもキャッシュレス化された社会の方が、銀行側にもメリットがあるようです。

 

もう1つ「仮想通貨」に関しては、

「MUFJコイン」、「みずほマネー」、ゆうちょ銀行や70の地銀連携する「Jコイン」などが参入を表明していますが、

 

ネット上での海外送金などでメリットはあると思います。

しかし本当の目的は、仮想通貨を現金化する為に同じ土俵のプラットフォームを作っておくことではないでしょうか?

「ブロックチェーン(分散型元帳技術)」のスキルを上げ、仮想コインを使うことで銀行業務の省力化やコスト削減、あるいは顧客の利便性の向上を目指す方向性(FINTECHを行う)なんだと思えば仮想通貨を作るという決断を理解出来ます。

投機的な値上がりなどは考えていないのではないでしょうか?

北國銀行が2018年2月からデビット機能付きICキャッシュカードを全店で即時発行

電子決済.comです。 今日は地方銀行のプレス記事のお話です。

 

2016年2月7日掲載の記事によると、北國銀行は、スマートフォン決済サービス「GMO Pallet」のOEM提供を受け、即時決済取引カード「北國Visaデビットカード」の取り扱いを2016年4月1日より開始する。また同時に、地域住民と地域店舗との関係強化を目的としたスマホアプリ「北國おサイフアプリ」の提供も予定している。

と報道していました。

その後、DNPが2017年10月13日付けで「北國銀行が2018年2月からデビット機能付きICキャッシュカードを全店で即時発行」と発表しています。

2017年9月29日には、国内大手金融機関としては初めて、りそなグループ(りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)の全店でデビット機能付きの即時発行機が採用されたことを発表しているので、今回の北國銀行は、これにに次ぐ採用事例となります。

 

デビットカード

国内では、2000年にJ-Debit(日本独自のもの)がスタートし銀行のキャッシュカードで即時引き落しが出来るという便利さをアピールしてきましたが、それ程利用される人はいませんでした。

<J-Debitのしくみ>

アンケートなどで、デビットカードを「持っていない」理由を聞くと、「仕組みや機能がよく分からない」という声が圧倒的に多く聞かれました。

確かにJ-Debitは、キャッシュカードがそのままデビットカードで使えるしくみのようですが、Visaデビット(国際ブランド)などは、クレジットカード同様に16桁の番号と有効期限が入っています。

簡単な比較表

 

銀行側にメリット

人気のなかったデビットカードですが、最近はTVCMなどで必死にアピールしています。

その裏には、銀行側がデビットカード普及を促しているのです。

クレジットカード事業会社は手数料で儲けているのですが、すでに飽和状態で不正使用などの貸し倒れリスクもあります。

その点デビットカードは、口座残高がなければ決済出来ず即時引き落しの為、銀行側にリスクはありません。(中国の銀嶺カードはこのようなデビットカードです。)

他にもデビットカードが普及すると現金の出し入れもなくなって、ATMの利用が減るという効果もでてきます。銀行各社はATM手数料収入で赤字の会社が多い為効果が期待できます。

 

利用者にメリットは?

中国では誰もがデビットカード=銀嶺カードを使っていますが、国内でデビットカードを使うメリットはあるのでしょうか?

1)審査が無い

クレジットカードには審査がありますが、デビットカードにはありません。高校生以上ならば誰でも作れます。

2)利用限度額

楽天デビットカードは、限度額が自分の口座残高なので限度額のハードルが低いと感じている人にはメリットがあります。

3)使いすぎの心配が無い

当然ですが、口座にお金が入っていないと決済出来ないので使いすぎることはありません。

4)ATM利用回数が減る

現金を使わないことで、いちいちATMに行って現金を引き出す回数が減ります。不要な手数料もかかりません。

5)ネット通販で手数料無し

amzonなどでカード払いの場合気になりませんが、振込や代引きには手数料がかかります。デビットカード払いとすれば手数料がかからずポイントも貯まります。(クレジットカードも同じですが)

 

まとめ

今回は、地方発のFINTECHという話題で北國銀行のデビットカードを取り上げましたが、全国でデビットカードが普及するのか?が注目すべき点です。

興味のある方は、Visaデビットなどの国際ブランドデビットカードを作って使ってみてはいかがでしょうか?



Airペイなら 下記のマークがついているデビットカードはご利用いただけます。

  • VISA
  • Mastercard®
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • Discover

※J-Debit ( デビットカード ) は、ご利用できません。