こんにちは!電子決済.comです。
アメリカではスタバやドミノ、マクドナルドで普及が進んでいる「モバイルオーダー」ですが、Yahooニュースで日テレnews24の動画で国内のデニーズとウェンディーズの事例が紹介されていました。
今まで、スマホで注文するモバイルオーダーは数社から出ていたのですが、ファ三レスやファーストフード業界に根差していくのでしょうか?
ファーストフード店のアプリ
ウェンディーズで採用されているモバイルオーダーは、株式会社Showcase Gig(ショーケース・ギグ)と言う会社から発売されている、「O:der」オーダーーダーには、大きく3つの機能があるようです。
- お店のスタンプを貯める
スタンプを集めるとクーポンがもらえます。 - メニューの注文・支払いができる
アプリから事前にメニューの注文・支払いができ、お店での待ち時間を短くすることができます。 - クーポンが使える
アプリにクーポンが届きます。
東芝TECのレジと接続出来るようで、利用者がアプリをスマホに入れ決裁まで登録しておけばスムーズに受取が出来るようです。
ファミリーレストランのアプリ
こちらは、デニーズ新宿公園中央店で採用されたモバイルオーダーシステムで、セイコーソリューションズ「Linkto クラウドサービス」と(株)okageが提供している「Okage Go 店内版」ようです。
こちらの特徴は、テーブル上にあるQRコードを読み込むことでアプリをあらかじめスマホにダウンロードしないでも利用できる点が画期的です。
ただ、注文と同時に決裁ということになっているので、その時点でクレジットカードもしくは携帯決裁などの登録が必要になるのかと思われます。
モバイルオーダーのメリット・デメリット
管理人が知っている限り、個人スマホでモバイルオーダーを始めたのはアスカT3から出ている「y2menu」、スマレジのWaiterアプリが走りだと思います。
店舗側としては、1台のテーブル1台の端末を置かなくてもいいというメリットと店員が少なめでもオペレーション出来るというメリットがあります。
お客様側は、QRコードをスマホで読み取り、慣れない画面から注文をすることにメリットは感じられるのでしょうか?
外国人などには自国語で表示されたメニューが出てくればメリットあります。
国内で日本人がモバイルオーダーにメリットを感じる、とすれば、ファーストフード店などで離れた場所からオーダーし、並ばずに受け取れることでしょうか。
ファミレス店内では、混雑している時間帯は、自分のスマホでさっさと注文&決裁が出来るというメリットを感じることはありそうです。
『簡単』且つ『便利』、『クーポンなどももらえる』等々が評価されると、じわじわと普及していくのかと思います。
IT機器としてのスマホ性能を生かすには、行列しているときの不満を解消したり、従業員不足を補ったり効率化に威力を発揮するものと思われます。
ただ、QRコード読み取り➡注文の後、決裁まで進める必要があるのか?多少疑問が感じられます。
アメリカや中国では、FaceIDを活用した顔パスならぬ顔決裁まで出ているようなんですが、国内のファーストフード店ではそこまでの進化が進むのでしょうか?
いくら便利なサービスでも安心できる「決裁方法」が搭載されていないことには普及速度は上がっていかないのでは?と思ってしまいます。
皆さんは、自分のスマホが注文&決裁端末になることに肯定的でしょうか?
まだまだアメリカのように加速的に普及していくとは、管理人自身は思えないのですが・・・