こんにちは!電子決済.comです。
2018年後半からさまざまなスマホのキャッシュレス決済が登場してきています。
従来のキャッシュレス「電子マネー」
2004年7月からおサイフケータイ「電子マネー」としてFelicaカードを使っているサービスも徐々に進化しています。
「電子マネー」と呼ばれているものには、ソニー製Felicaカードにチャージして使うものが多いです。
↓ ↓ ↓
チャージして使う電子マネーは交通系が20,000円までを上限とし、流通系が50,000円を上限としており(WAONは20,000円と50,000円)紛失したときの被害を考慮してのことかと思われます。
交通系電子マネー
スマホで使える電子マネーは、交通系ではモバイルsuicaオンリーで決まった金額をオートチャージ出来たりApplePayにも対応して便利です。➡ApplePayは機種変更した時も比較的移行が簡単に出来ますのでおススメです。
サラリーマンの方で首都圏で電車通勤されているiPhoneユーザーの方々へはモバイルsuicaを一番オススメしたいと思います。
PASMOなど他の交通系電子マネーはFelicaカードでしか使用出来ずスマホには対応していません。
流通系電子マネー
流通系の電子マネーは、楽天Edy、WAON、nanacoともにAndroidPayに対応していますが、AndroidPayはオサイフケータイ対応機種でしか使用出来ないのがたまに傷!モバイルsuicaにも対応していました。
プリペイド式の元祖Edyカードは毎日使うスーパーなどで、ポイント還元と抱き合わせで利用される方が多くしっかりと顧客基盤を築いてきました。
セブン&Iを毎日利用される方はnanacoカードを!
イオングループ各店を毎日利用される方はWAONカードを!
毎日買い物するお店が発行する電子マネーを使うのが最も良い選択ではないでしょうか。
後払い式の電子マネー
後払い式のドコモ/IDとJCB/QuickPayですが、ApplePayのクレジットカードはこの2社から提供されているので知らない内に使っている方も多いと思います。電子マネーと言うよりもクレジットカードそのものです。
メリットはチャージしないでも大きな金額を使えること。
ApplePayもAndroidPayもクレジットカードをスマホの中に入れたということなので、支払い時にクレカを出すか?スマホを出すか?の違いしかありません。それでもスマホで決済したい方には便利だと思います。
2016年の国内電子マネー決済金額は5兆1436億円と前年比10.8%増えたそうですが、少額決済が多いという特徴からこれ以上飛躍的に伸びるという環境にはなりにくいようです。
ただ、スマホを持たない高齢の方々へは、プリペイド式の電子マネーが一番使い易いキャッシュレス決済です。
現金をチャージする手間がありますが・・・
新しいスマホ決済
身近なところで使えるようになってきたスマホ決済ですが、松屋の自販機でもかなりのスマホ決済が出来るようです。
↓ ↓ ↓
スマホ電子決済の原資は???
(1)ポイントが溜まっている
ドコモのd払いとaupayは、携帯電話支払いでもらえるポイントを原資としています。Softbankも追々TポイントからPayPayにポイントを移すと言われています。携帯電話契約を長年継続されていて、たくさんポイントが溜まっている方々は契約先のキャリアが提供するサービス使うのが自然の流れではないでしょうか。
※溜まっているといえば、メルPayも販売代金が溜まっている人には利用価値あります。
(2)銀行の口座引落し
みずほ銀行のJ-CoinPayや銀行Pay、ゆうちょPayなどは、自分名義の口座から即時引き落としするデビット方式を採用しています。インパクトあるキャンペーンが少ないようなので、従来通りにクレジット払い(後払い)にしてポイントを貯めた方が良いのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか。
ただ、クレジットカードを持っていない方々がデビットカードを使う機会が増えているようなので、クレジットカードを持っていない方々には普及していくかもしれません。そう考えると「ゆうちょpay」を使える場所が増えていけば大化けする可能性を秘めているのではないでしょうか。
でもスマホを持っていないとゆうちょPayも使えません!
(3)チャージも引き落としも送金も
OrigamiPay、PayPay、LINEPayなどの会社はインパクトあるキャンペーンをしかけていますが、上記パターンの会社のような特典が無いためにとにかく利用者を増やすことで事業展開を広げています。AmazonPayはちょっと出遅れているような感じですね。
サービスを利用し続けてもらうには、利便性を感じてもらわなければなりません。
高額還元だけが魅力であれば、キャンペーンが終わった後に利用されなくなります。
クレジットよりもチャージして使う方がポイントが多くもらえますが、チャージが面倒と感じる人も多いかもしれません!
今後も、常にキャンペーンをしかけていくのでしょうか?
利用者がまた使いたくなるには?何が便利に感じてもらえるのか?
●割り勘機能?
●送金手数料?
●利用出来る店舗数?
などなど
※使う側にとっては買い物する店舗がなになにpay対応してないと使えませんので、利用できる店舗が増えていくことが利用される一番のポイントです。
まとめ
中国で90%以上と市場を席捲したスマホ決済は、口座引き落としとなるデビット方式のAliPayとWeChatPayです。
15年前からプリペイド式電子マネーが利用されている日本では、わざわざスマホ決済へ急速に進んでいくとは考えにくいです。「現金払い派」の方も7割程度います。
それでもじわじわとスマホ決済サービスが進んでいきますので、ご自分のライフスタイルに合ったサービスを選択すればよいと思います。
あれもこれもと手を出して、中途半端な残高が残ってしまうことのないように!
ご参考までに管理人が良く使っているのが
1)ApplePAY=モバイルsuica
2)paypay
3)LINEpay
です。