こんにちは!電子決済.comです。
昨日と今日のニュースを見ていると「大阪と東京の議員さんの携帯番号が盗まれた!」という事件があったようです。
勝手に機種変更されて、勝手にローンを組まれたりクレジットで買い物されたりしたそうです。
一体どうしてこんなことが起こってしまったのでしょうか?
キャリアの本人確認の盲点
2つの事件は名古屋のソフトバンク携帯ショップで、何者かが偽造したマイナンバーカードを使って本人確認を行い勝手に機種変更を行った模様。
https://www.fnn.jp/articles/-/531464
1000万円もとられるなんて信じられないですね!この時は、本人確認に偽造免許証が使われていたみたいです!
名前と住所と生年月日がわかれば、マイナンバーカードも免許証も偽造が出来、ICチップリーダー読取機を置いていない携帯ショップでは、目視確認しかできないという盲点をついた組織的な犯行が行われているようです。
実行役は闇バイト?どう使われる?
偽のネットショップなどから「名前、住所、生年月日」情報を抜き取りそれをリスト化して偽の免許証やマイナンバーカードを作成し、闇バイトを使って携帯ショップで機種変更を行うという恐ろしい犯罪が行われているようです。
PayPayの乗っ取りは、「パスワード変更」を行うことで可能なようです。でも、ネットバンクにログインするには口座情報やパスワード情報が必要になると思いますが、その情報までリスト化されているとしたら、どうやってそんな個人情報が盗まれたのか?
八尾市の市議会議員さんの場合「携帯に紐づけられたメールアドレスを使って、約225万円のロレックスをローンで購入されていました。」とのことなんですが、i.softbankなどのアドレス情報が携帯ショップでわかったということなんでしょうか?
記事➡https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240507/GE00057222.shtml
携帯番号が乗っ取られたら?
ITジャーナリストの三上洋さんがTVで言っていましたが、携帯番号が取られてしまったら「2段階認証」も犯人のスマホに飛んでくるのでクリアされどうしようもない。と!
もし、自分のスマホの電波が消えて電話が使えなくなったら?東京の都議会議員風間ゆたか氏のように、すぐにショップへ行って確認するしかないのでは?専門家の方も「Simスワップを防ぐには、異変に気付いたらすぐに、携帯電話に紐付けているサービスを停止するように、」と呼びかけています。
また、免許証にもマイナンバーカードにもICチップが搭載されているので、携帯ショップにもICリーダーを設置するなどの動きが進むかもしれません。
それにしても怖い世の中になってきた、と思う次第です。
政府は、マイナカードの読取アプリを無償提供することにしたようです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1311448?display=1