こんにちは!電子決済.comです。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1176748.html
出典は、Impress Watch掲載記事
何故ライバル2社が提携?
QRコード決済サービスは、昨年12月にpaypayが100億円あげちゃうキャンペーンを展開して以来、各社が独自のキャンペーンを展開する中4月、5月、初夏にも続々とサービス参入が予定されています。↓ ↓ ↓
LINEPayとメルペイが会見で説明していたのは、「キャッシュレス、モバイルペイメント業界を一緒に盛り上げて行こう!」という意向で、他業者の参加も歓迎するという内容でした。
以前、QRコードの統一という記事も書いていますが↓ ↓ ↓
まだまだ時間がかかる為、出来る範囲で利便性を上げるという主旨での2社提携ということのようでした。
LINEPayはグローバル展開へ!
そもそも、日本国内ではあまり普及してこなかった非接触ICカードを活用した「電子マネー」というサービスが15年間程あり、QRコード決済にあえて乗り換える必要性を感じていない消費者の方々が多いものと思われます。
QRコード決済の火付け役は中国のAlipay・WeChat Pay、韓国NAVER Payなどです。
「日本に訪れる海外からの旅行者の方々の利便性を上げる」という意味では、国内の〇〇payを普及させるよりもAlipayやWeChatPayが使える店舗を増やす方に効果が表れます。
LINEPayは、中国ではWeChat Pay、韓国でNAVER Payと連携しているので「アジアを代表する金融プラットフォームを目指す」という方針のようです。その為に日本の電子決済事業者と初めてパートナーシップを組んだのがメルペイになりました。
一方、メルペイではiDの三井住友カード、JCB、KDDIなど各社と連携した「オープンネス戦略」を採用していたので、LINEPayの戦略と思惑が合致したということでしょうか?
いつから連携?
2社の提携ですが、メルペイの青柳氏は「それぞれが企画や加盟店審査のオペレーションを持っているが、それを併存する形で、どこまで共通でできるかが、今回の2者の試金石。と発言していました。
詳細はこれからは知りながら考えるという方針のようです。
TVのニュースを見た限りでは、2社連携がスタートするのは初夏?というニュアンスでした。
今回のLINEPayとメルペイの提携が発端となり、他事業者も提携するという流れになっていくのでしょうか?
使う側の消費者としては、LINEPayアプリを使っていればメルペイも使えるということでメリットはあります。
スマホ利用者は、アプリのサービスごとに他では使用していないIDとパスワード登録をさせられるので(amazonpayを除く)煩わしさがあります。
せめてIDとパスワード入力の手間を省くという意味で、今回の2社提携のメリットが出ないか?期待しています。
2019年夏には、ファミペイや7ペイなどもサービス開始する時期です。
4月から始まるauPAY、5月から始まるゆうちょPAYにも注目し、消費者目線でどこのサービスが利用しやすいのか?を今後もWatchしていきたいと思います。