こんにちは!電子決済.comです。
2019年7月よりファミリーマートで電子決済ファミペイが始まるそうですが、Tポイントカードを辞めて独自ポイントを運営することになるようです。
セブンイレブンのnanaco、イオンのwaonなどは完全なハウスカードでポイント還元をしていますが、ローソンはdポイント&pontaカード・ファミリーマートはTポイントカードに外部委託をしています。
Tポイントーカードの不満?
参加企業約90社で共通ポイント事業を行っている「Tポイント」ですが、皆さんはどれくらいご利用されていますか?
一番多いのはファミリーマートではないでしょうか?
他にもマルエツ、ウエルシア、島忠、ドトールコーヒー、カメラノキタムラ、などなど
個人情報の問題の発端は、
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2014年11月1日に、同社が運営するTポイントサービスの会員規約を大幅に改定するとしたことで「個人情報の第三者提供」を始めたことにあると思われます。
ただ、ファミリーマートがTポイントの会員属性・利用履歴といった顧客データを使うには、カルチェアコンビニエンスクラブ(CCC)に原則として利用料を払う必要があり、このコストに不満を抱いていたようです。
情報を二次利用される顧客側では、Webサイトか書面で「提供先への個人情報の停止」の手続きをすれば、第三者提供を拒否できるそうなんですが対応された方は少数ではないでしょうか?
こんな記事が掲載されたことも引き金となっているようです。
ポイントカード「Tカード」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、個人情報を本人に無許諾で捜査当局に提供していたことが1月20日の共同通信の報道で明らかになった。
報道によれば、裁判所の捜査令状なしに氏名や電話番号などの個人情報に加え、購入履歴やレンタル商品名などが提供され、当局側も情報を得たことを本人に知られないよう保秘を徹底していたという。
出典:yahooニュースより
Tポイントから離脱
すでに、三越伊勢丹ホールディングス、ブックオフ、ZOZOTOWNなどがTポイントを脱退しています。最近では、
1)アルペン
スポーツ用品販売大手のアルペンが、2019年3月31日付けでTポイントとの提携を終了し、4月1日からは楽天ポイントの付与をはじめると発表しました。
2)ドトール
ドトールコーヒーは、2019年4月19日よりTポイントの使用を辞めるそうです。
そこに輪をかけてファミリーマートが2019年7月より独自ポイントを提供しそうです。保有株式の売却も検討されているそうです。
会員数6,788万人(2018年9月末時点、1年間にご利用いただいているT会員数(名寄せ))と言われる牙城が2019年に入って大きく崩れていく予感がします。
コンビニで使う電子決済ポイント
最大手のセブンイレブンでは、「セブンペイ」が2019年登場すると言われています。当然nanacoポイントに対応することでしょう。
現状対応していない電子決済は、PayPay,LINEPay,楽天ペイ,Origami Pay,d払いなどです。
ローソンではpontaカード提示後に電子決済をするとポイントが溜まります。
LINPay,楽天ペイ,PayPay,Origami Pay,d払いに対応しています。
ファミリーマートでは、2019年6月まではTポイントカードが使えます。その後はファミペイポイントとなるのでしょうか?
電子決済は、LINEPay,PayPay,楽天ペイ,d払いに対応しています。
出展:ファミリーマート公式HPより
電子決済とポイント
2019年春から始まるau pay、ゆうちょpayなど電子決済は戦国時代となりそうな様相ですが、還元ポイントがどうなるか?で消費者の人気を左右するかもしれません。
3大ポイントの1つTポイントカードが劣勢の中、pontaと楽天ポイントがどう生き残りを図るのか???
PayPayの親会社ヤフーとソフトバンクもTポイントに17,5%づつ出資しています。今後、どういった動きを見せるのか?注目したいと思います。
ポイント溜まる電子決済の方が溜まらない電子決済よりも使いたいと思いませんか?
政府が考えている5%のポイント還元は2019年10月から9か月程度のようですが、継続的にたくさん溜まるポイントの方がいいと思いませんか。