こんにちは!電子決済.comです。

先週、ケーブルTV大手JCOMでかなり長い時間通信障害が発生しました。

JCOMは9月24日、前日に発生したインターネット接続サービスの障害について、外部から大量のアクセスがあり、DNSサーバに高負荷が発生したことが原因だったと公表した。最大で約408万件(世帯)に影響したという。

by:2026年09月25日 07時26分ITmediaNEWS記事より

我が家もJCOMネットを使っていたので、DNS設定を8.8.8.8に変更するなどして対策を行いました。

キャッシュレス決済端末はインターネット必須!

9月23日8:55~18時頃までJCOMネットが使えなかったようですが、店舗でJCOMネットを使ってキャッシュレス決済を行っていたお店はどう対応していたのでしょうか?

決済端末でキャッシュレス決済を行うには、PayPayなど一部のQRコード決済を除いてセンターサーバーと交信してカード番号がブラックリストに掲載されているものか?の確認を取っています。➡業界用語でオーソリと呼んでいます。

従いましてインターネット接続が遮断されると確認が取れなくなる為、決済が終了しなくなるのです。

過去DocomoやKDDIでも大規模な通信障害が起こっているので、万が一のときの対策を考えておく必要があるのではないでしょうか。

決済端末のネット接続を複数用意する!

決済端末ごとに通信環境は違います。

<Bluetooth接続する端末>

2013年頃からMIURA社製の決済端末を使ったサービスにCOINY(現STORES)、RAKUTEN、AirPayなどがありましたが次世代端末が登場してきています。古いMIURA端末は、Bluetooth接続でiPadなどに接続する仕様なので、iPadの中にSIMカードが入っているものであれば決済可能です。もし、iPadがWiFi接続のものであればテザリングなどでモバイルネットワークに接続することで決済が出来ると思われます。

<従来型のCAT端末>

有線LANケーブル接続でお店のインターネットに接続されている端末については、大元のインターネットが遮断された場合、有線LANケーブルを使ってモバイルネットワークに接続することで利用することが可能です。具体的にはHOMEルーターなどのLANの口に直接端末と有線LANケーブル接続を行います。モバイルWiFiルーターにクレードルがついていた場合も有線LANケーブルで接続することが可能となります。

<WiFi接続もしくはSIMカードが入る端末>

最近のマルチ決済端末は、SIMカードを入れられ尚且つWifi接続も使える機種が多くなりました。(SquareターミナルはWiFi接続のみ)

普段SIM回線で使っていた場合、DocomoやKDDI回線が大規模障害にならない限りWiFi接続に切り替えすることは無いと思われます。

普段WiFi接続で使っていた場合に、ネットワークが障害になってしまうと急にSIMカードを入れることは難しいと思われます。その時は、モバイルWiFiルーターなどに接続して使うのが一般的です。

万が一の障害に備えるには?

普段使っている決済端末が、ネットワーク障害などの理由で急に使えなくなってしまう前に何らかの方策を考えておくということが必要になると思われます。

1)店舗にモバイルWiFiルーター(クレードル付き)を用意する。もしくはHOMEルーターを用意する。

2)ルーターの冗長化

普段は、NTTなどの光回線で接続している時、障害が発生した段階でSIM回線に切り替えするバックアップ機器やバックアップ機能がついている無線LAMルーターを使う

という方法があります。

NTTなどの光回線とDocomoやauなどのモバイルネットワークが同時に障害を起こした場合はどうすることも出来ませんが、どちらかの回線が生きていることがほとんどなので、保険の意味で障害が起こった場合は、どちらかのバックアップでしのぐことが正解ではないのかと思われます。

近い未来、NTTの光回線と同等の速度で同等の安定性があるモバイルネットワークが登場すると更に便利になると思われます。

(スーパーマーケットのレジのような台数が多いケースは想定していません。そのような場合はStarLinkなどの回線をバックアップ用に準備しておかねばならないのではと思われます。)

台風などの災害同様に、ネットワーク障害についても起こることを想定した準備が必要になるのではないでしょうか?