こんにちは!電子決済.comです。
2021年11月に入ってからコロナ陽性患者数が落ち着いて、昨年、中途半端に終わったGOTOキャンペーンの復活が検討されているようですが、2022年1月末もしくは2月からの再開が濃厚なようです。
GOTOキャンペーンに先駆けて「県民割り」が各地でスタートしています。
今年春から大阪府民となった管理人は、大阪府民を対象とした「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」を調べてみました。
大阪いらっしゃいキャンペーン2021
2021年11月17日にホームページがOPENしていました。
【対象者】大阪で旅行する大阪府在住者の方限定!
2020年の大阪いらっしゃいキャンペーンでは関西2府4県(大阪府・滋賀県・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県)在住の方が対象でしたので、今年も感染状況次第で対象が広がる可能性があります。
【キャンペーン対象者】は、
1ワクチン接種歴又はPCR検査等(*)で陰性であることが確認できた方
*PCR検査の他、抗原定量検査のみ対象(抗原定性検査は対象外)
2ワクチン接種者と一緒に参加する同居人
夫婦二人の我が家は2回ワクチン接種しているので対象となるようです。
ただ、大阪府内の旅館には行きたいと思うようなひなびた温泉が少ないので考えてしまいます。
【割引・クーポン付与額】
12月31日までの年内に、1人1泊3,000円以上の宿が対象で1泊10,000円以上の宿を予約した場合(2連泊まで)、5,000円が割引となり3,000円のクーポンが付与されます。
※インターネット予約の場合は「現地決済プラン」のみ対象
昨年の大阪いらっしゃいキャンペーンでは、PayPay(ペイペイ)、dポイント、auPAY、楽天Edy、QUOカードPay、JCBプレモ、サントリー×「さきめし」といったキャッシュレスポイントが還元されたようですが、今年は『おおさかpay』でのクーポン付与となるようです。
おおさかPayって?
初めて聞いた「おおさかpay」ですが、調べてみました。
regionPayのアプリを活用し、旅行期間内(宿泊プランの場合はチェックイン日からチェックアウト日までの期間)に加盟店舗でのみで使える決済ポイント。
おおさか PAY とは
regionPAY(※)のアプリを活用し、旅行期間内(宿泊プランの場合はチェックイン日からチェックア
ウト日までの期間)に加盟店舗でのみで使える決済ポイント。
※各自治体の消費活動に寄与できる独自ポイントを付与・使用するために開発された決済アプリ。
まあ普通に他の〇〇pay同様に、スマホにアプリをダウンロードしてQRコード決済をするアプリのようです。
何でこんな知名度の無いアプリでクーポンを配布するのか?と考えてみましたが、宿泊予約した滞在中当日だけ旅行先で使い切ってもらえるようしばりをつけたようです。
【使えるお店】
飲食店は、大阪府発行の「ゴールドステッカー」の認証店であること小売店などその他に該当する事業者は大阪府発行の「ブルーステッカー」の取得店であることで参加資格があるようです。
決済時においては、店舗が QR コードを掲示する方式(MPM 方式)※1及び利用者が QR コード
を提示する方式(CPM 方式)※2 双方での決済対応を原則とする。
・MPM 方式による決済:事務局から店舗ごとに付与する店舗用QRコードを店内掲示し、
利用者が読み取りを行う。
・CPM 方式による決済:店舗側のデバイスで、利用者が提示する QR コードの読み取りを行う。
店舗側において、通信可能でかつ iOS または Android OS 及びカメラ機能
が有効なもの(スマートフォンやタブレットなど)を準備すること。
※利用者の利便性向上の観点から、加盟店舗側においては、MPM 及び CPM 双方の決済対応を原則
とするが、やむを得ない場合には MPM 方式のみの対応も可とする。
※PayPayなどQRコード決済各社と基本的には同様の使い方のようです。
具体的なフローがYoutubeにアップされていました。↓ ↓ ↓
ちょっと違和感が・・・
昨年のGOTOトラベルで温泉旅館に宿泊した時は、お釣りの出ない紙クーポンを利用していました。
今回、大阪府民が大阪府内の宿泊施設を対象に1か月余り実施される「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」ですが、USJ周辺ホテルなどには魅力があるかもしれまん。
➡参考記事
ただ、突然のキャンペーンで参加する事業者側の混乱もかなりありそうです。期間中無料で「大阪観光局特別会員」になってもらうというのも不自然なような・・・
一般的なインターネットサイトからの宿泊予約「じゃらん」や「楽天トラベル」に対応していないようなので、利用者側も結構面倒なのではないでしょうか?
我が家では、隣接府県でのキャンペーンが大阪府民を対象にしてもらえるようになってから(それが無理ならば来年2月のGOTOキャンペーン)予約をしたいと考えています。
滞在期間に使い切るというクーポン=「おおさかpay」の発想は昨年の反省から生まれたものと思われますが、クーポン電子化についてもう少し丁寧に参加事業者へ説明する必要があるのではないでしょうか?
なんとなくスカッとしない県民割り?と思ったのは私だけなのでしょうか?
【追伸】2021.12.18
キャンペーン期間延長の発表がありました。令和4年2月28日宿泊分まで!
詳しくは➡HISのHP ご参照ください。
【追記】2022.1.8
大阪いらっしゃいキャンペーンは、感染拡大を受け、2022年1月12日より新規予約の受付を停止します。現時点で、既存予約は割引支援の対象ですが、今後の感染状況により利用停止となる場合があります。➡公式HPより