こんにちは!!電子決済.comです。
MMD研究所の調査で第1位のPayPayと5位のLINEPayが一緒になるという発表が2021年3月1日にソフトバンクやYahoo!Japanの親会社Zホールディングス株式会社とLINE株式会社の経営統合完了が発表され、同時にLINE公式HPでも統合内容が発表されていました。➡公式HP記事
2021年2月末時点の PayPayユーザー(3,600 万)、 LINEPayユーザー(約3,900 万)と国内最大級の2つサービスが「事業統合」するということは、LINEPayがPayPayに吸収されてしまうのか?と
気になっていましたので、詳細について調査してみることにしました。
LINEPayは使っていなかった
管理人が2年程前に「LINEPayカード」を作った記事をアップしていました。
その後、スマホに入っているLINEPayを使うことはほとんどなく、PayPayが便利だったこともありPayPayだけ使っていました。
LINEカードを作りましたが、利用したことはありません。
LINEPayは1回チャージして使いましたが、その後使うことはありませんでした。
(※残金が88円でポイントはあったはずなのですが失効してしまったのか?0ポイントになっています。)
考えてみるとこれだけのカードがお財布に入っていたので、LINEPayをあえて使うことがなかったのかもしれません。
<管理人が使っているカードやアプリ>
コンビニ3社では、
- セブンイレブンではnanaco(たまにセブンカードPLUS)
- ファミリーマートではファミマTカード
- ローソンではローソンPontaカード
クレジットカードは、セブンカードPLUS以外に
- ①リクルートカード
- ②JALカードSuica(Viewカード)
- ③西友ウォールマートセゾンカード
- ④三井住友カード
スマホに入っているアプリは
- モバイルSuica(ApplePay)
- PayPay
- 楽天ペイ
- LINEPay
個店のポイントカードなどでは
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- ジョーシン
- T-Point
- 楽天ポイント
- ニトリ
- コーナン
- majica
- 洋服の青山
- スーパーマーケットなどのアプリ
交通系では
- JAL
- ANA
- JRE Point
等々を使っています。
LINEPayのメリットは?
あまり使ってこなかったLINEPayですが、3900万ユーザーが登録しているのは「アプリを入れなくても使える」ことが大きかったと思います。(LINEアカウントと電話番号が必要)
ただ、登録してから6桁のパスワードを設定するのが少し面倒でした。
お店で使う場合はPayPay同様に「お店の人にQRコードをスマホで表示してスキャンしてもらう」方式と「お店にある店舗QRコードをスマホで読込み金額を入れる」ユーザースキャン方式とあります。
チャージ方法も同様に
銀行口座から
コンビニでチャージ(「セブン銀行ATM」「ファミリーマートのFamiポート」「ローソンのレジ」より)
LINEPayカードでレジからチャージできるのは、全国の「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」「アインズ」「アインズ&トルペ」「LIPS&HIPS」です。
上限は、1回あたり4万9000円です。ローソンとナチュラルローソンでは、最低チャージ額が1000円以上に設定されているようです。
以前はなかった後払いにも対応しているようです。↓ ↓ ↓
「チャージ&ペイ」は事前に残高をチャージしなくても支払いができる「後払いサービス」です。 「Visa LINE Payクレジットカード」をLINE Payのアカウントに登録すると、支払い金額は「クレジットカードの請求」となります。カード申込み時に設定した金融機関の口座より、自動的に引き落とされポイントも貯まりやすいようです。(2021年5月1日より3%還元が2%還元となっています。)
※使っている人が多いLINEPayならば友人同士に「送金」が簡単にできるので、お店で割り勘操作に使われる人が多いと思います。
経営統合されると?
2022年4月にPayPayとLINEPayが経営統合されると、いったいどう変化するのでしょう?
公式HPに説明されている内容は、
経営統合の協議を始め、その第一弾の取り組みとして、2021年4月下旬以降に、全国300万ヵ所以上のPayPay 加盟店のうち、ユーザーがQRコードを読み取るユーザースキャン方式(MPM)を導入している加盟店において、「PayPay」に加えて「LINE Pay」での支払いが可能になります。これにより、ユーザーは一つのQRコードで「PayPay」と「LINE Pay」での支払いが可能になるため、最大約 7,500万人*3の集客が期待できるほか、複数の決済手段に対応する際の導入・管理コストの削減につながります。なお、本対応にあたって加盟店側での手続きは不要で、手数料等にも変更は生じません。対象加盟店には、順次新しいアクセプタンスマークを発送予定です。
ということで、このイメージ写真が掲載されていました。↓ ↓ ↓
つまり、2022年4月下旬にはPayPayが使えるお店でLINEPayによる支払い(ユーザースキャン方式のみ)が出来るということみたいです。
まとめ
管理人はあまり利用していなかったLINEPayですが、調べてみると2022年4月以降もそのままLINEPay決済が出来るようなので使い慣れている方にとっては朗報であると思われます。
ただ、会社は統合してPayPayとLINEPayの2つの別システムをずーっと両立させることは得策なのでしょうか?システム統合は検討されないのでしょうか?
「LINEポイント」から「PayPayボーナス」へのポイント交換が、2021年3月から始まっています。最低交換ポイントは25ポイント以上で、交換単位は25、100、1,000、5,000ポイントの4種類。交換レートは1対1で交換手数料はかかりません。管理人のポイントはなかったので何も出来ませんでした・・・
2021年5月1日からチャージ&ペイの還元率は一律0.5%に変更(改悪?)されました。
LINEは、PayPayのキャンペーンに対抗して2019年12月期に468億円の赤字決済となっているので、赤字同志の会社を統合することになり、存続するためにもスリム化の方向に舵をきらないとならないのではないでしょうか?
管理人の予想としては、国内はPayPayとLINEPayを統合してPayPayに統合!海外のLINEpayはそのまま残す。という方向かと思います。
最後にLINEはみずほ銀行と力を合わせてLINE銀行を2022年にスタートさせる予定でした。こちらの予定がどうなるのか?も気になりますね!
<注>本ブログ内の記事は、2021年3月1日に発表された「ZホールディングとLINEの経営統合」を元に管理人の所感を記事にしています。最新情報につきましては、公式ブログなどをご参照いただきますようお願いします。➡公式ブログ