電子決済.comです。
出典:LINE pay公式ツイッターより
LINEPAY
LINE Payでは「10円ピンポン」なる訳のわからないTVCMを流していましたが、
10円を送金するとローソンやマクドナルドの人気商品をもらえる「10円ピンポン」キャンペーンが6月18日より4週間続き、相当数の利用者があったようです。
<登録は簡単>
➡規約に同意するだけで簡単登録
<ウォレットレスで支払い>
➡事前にアカウント残高をチャージして、加盟店での簡単・スピーディな支払いが可能に。スマホさえあればウォレットレスでお買い物ができます。
チャージ
➡①銀行口座より、②店頭でLINE Pay カードを使って、③コンビニ
ということで、クレジットカ―ドからはチャージ出来ません。
<送金、割り勘>
LINE Payを利用すれば、友だち同士で送金、送金依頼、割り勘ができます。
これに加え、2018年8月からコード決済の手数料を3年間無料にする施策を実施し、加盟店の増加に拍車がかかるのか?
LINE幹部によると2018年内に100万店舗をめざしているそうです。
そのために、LINE Payのコード決済に対応した安価な小型端末(希望小売価格3万5000円)を全国に拡大していくことを明らかにしています。
開発/販売元であるネットスターズ社製「QR/バーコード決済対応端末StarPay」は、すでに国内1万店舗以上に設置されており、これらの端末をLINE Payブランドに置き換えるほか、全国展開を加速させようという狙いのようです。
出典:TechCrunch Tokyo 2018記事より
しかし、これでも高いと思ったのか7月30日の発表でこんな端末の発表もしています。
出典:ITMediaの記事より
バーコード/QRコード決済も複数のサービスが立ち上がってきたおり、早めに参入したLINE Payですが、
3年後にLINE Payの決済手数料がどうなるのか、詳細は現時点では決まっていないようです。
当面は赤字覚悟でコード決済の普及を推進していき、今後どういったビジネスモデルとするのか、8月以降も随時情報を発信していくらしいです。
デファクトスタンダードになれるのは?paypayなのか?LINEpayなのか?
他社も入り乱れ競争が激化していきそうですね。
背景について
paypayもLINEpayも赤字覚悟で加盟店決済手数料を無料とするなど、何故そんなに無理をして突き進むのでしょうか?
それは、国がキャッシュレス社会を後押ししているからです。
2017年5月に発表した『FinTech ビジョン』に続いて、今年の4月経済産業省から『キャッシュレス・ビジョン』という提言書が発表されました。(74ページ)
『14ページの要約版』は、➡ キャッシュレス・ビジョン<<要約版>>
2015年の国内キャッシュレス決済18,4%であったものを、将来的に80%を目指すと鼻息が荒いです。
日本だけが世界のキャッシュレス革命に遅れをとっている現状、2020年の東京オリンピック開催を追い風に本当の革命を起こそうということなんですが、果たして国民はついてこれるのでしょうか?