こんにちは!!電子決済.comです。
ポータブルな決済端末
お店に据え置き、クレジットカード番号がブラックリストにのっているか?を調べる(オーソリといいます)ことが出来る決済端末は色々あります。
店舗に据え置きタイプならば、フレッツ光などのインターネット回線が使えますが、外出時やイベント会場などでキャッシュレス決済を行えるのが「ポータブル決済端末」なので通信処理するためには、docomo,au,Softbankなどのキャリアのモバイル回線を使っている決済端末が必要です。
従来型のポータブル決済端末では、クレジットカードの磁気ストライプをこすって番号情報を入力していましたが、現在のクレジットカードにはすべて接触型ICチップがついているのでそれに対応している読み取り機が必須です。
持ち運ぶためには、重量も大きなポイントです!
そういった観点から選んだ「ポータブルな決済端末」を何点かご紹介してみましょう。(タクシーなどの業務用はすでに導入が進んでいるので割愛します。)
<対象となるお店>
移動販売車、キッチンカ―
内装屋など出張して工事するお店
電源の無いイベント会場に出店しているお店や屋台
などなど
オールインワンAndroid決済端末
これ1台で金額を入れてクレジット決済が出来る!ということであれば、4種類の端末がオススメです。
1)SUNMI V1s プリンタ搭載Androidスマートターミナル
POSシステム LOYVERSE対応!QRコード決済アプリ S!can対応!
➡カタログ
2)モバイル型マルチ決済端末「PAYGATE Station」
本体重量455gと軽量、SIMカードでもWiFiでも通信可能!
ネクシーズなどの代理店との契約になります。
3)ポータブルマルチ決済端末「A8」
A8は、複数の決済システムを1つの端末に搭載した、マルチ決済端末です。クレジットカード決済はもちろん、QRコード決済、交通系電子マネー決済、その他インバウンド需要向けのWeChatPayやプリペイドカードシステムなど、多彩なシステムを搭載しています。
4)持ち運べる一体型決済端末「Square Terminal」
WiFi接続で、まだQRコード決済には対応していないようです。
読取機セパレートタイプ
スマホとBluetooth接続するポータブル読み取り機は、モバイルプリンターが別になっています。
当然ですが、操作用のスマホ(iPhoneなど)で4Gなどのモバイル回線に接続されているものが別途必要です。4種類をオススメします。
1)7,980円の「Square Reader」
iPhoneなどにSquareアプリを入れて、レシートを出すには別途40,800円(税込み)のモバイルプリンターが必要となります。
管理人の経験上、最も与信が通りやすく個人でお店を始める方にはSquareが一番ではないかと思います。三井住友銀行が後押ししています!
2)最も普及しているMiura M010読み取り機
重量118gと軽量で、数多くの決済端末の読み取り機として採用されています。
➡カタログ
ー1リクルートの「AirPay」
ほぼすべての決済に対応しています。
POSレジシステム「Airレジ」とシームレスに連携
対応するモバイルプリンターは4種類
一番安価な機種は、セイコーインスツル MP-B20 (税込21,780円)
ー2楽天ペイ(実店舗決済)
こちらもほぼすべての決済に対応しています。
POSのアプリ「スマレジ」、「Bionry」、「poscube」、「ポスタス」、「ユビレジ」と連携できます。
対応するモバイルプリンターは↓ ↓ ↓
ー3STORES 決済端末(旧:Coineyターミナル Plus)
クレジットと交通系電子マネーに対応
モバイルプリンターは5種類
※一番安価なセイコーインスツル製MP-B20は、ビジコムから20,680円(税込み)で購入出来ます。
POS連携は「NEXCO」、「スマレジ」、「ユビレジ」、「あっと決済」、「Bionly」、「Salon Answer」、「ポスタス」、「MaidoPOS」、「Orange Operation」、「Pos cube」、「LOY VERSE」と沢山あります。
※ほとんどの場合、読取端末はキャンペーン特価0円で導入できるようです。
レジ登録はアプリから
キッチンカ―などでお弁当販売をされるケースでは、車の中なのでレジスターを置かれていないことが多いと思いますが、レシートを出すにはレジアプリを使うと便利です。
管理人が使っていた無料のアプリ「Airレジ」でしたら、iPhoneとモバイルプリンターがあれば簡単にレシートが発行出来ます。
たとえば、100円の商品を注文する場合、Airレジアプリを開いて➡「カスタム商品」を選び100円を入力します。
「追加」を押して「支払いへ進む」を押すとあらかじめ登録していた「現金」やカードなどの種別内に金額を入れて
「会計する」を押すとレシートが出てきます。
とっても簡単です。
※あらかじめ商品名と価格を入れておくと、簡単に会計することが出来ます。
Airレジの場合は、前掲のAirPayと連携しているのでクレジット払いにして読み取り機でカードを読めばキャッシュレス決済が手軽に使うことが出来ます。
(Squareもだいたい同じような感じです!)
まとめ
持ち運びできる「ポータブル決済端末」のご紹介をしてきましたが、他にも色々あるようですがメインとなるサービスはだいたい列記させてもらいました。
実際にサービスを始めるには、各サービス会社に申込をしてから審査を通過しなければなりません。
審査が通ってからでは遅いので、事前に「決済手数料」や「振込日のタイミング」などは調べておいてください。
<使い方次第>
POSレジ連携したい場合は、連携しているアプリ会社でないと使えません。
シンプルに金額を入れてクレジット決済をするならば、SquareもしくはAirレジを使ったAirペイ当たりが良いような気がします。
読取機のバッテリーとモバイルプリンターのバッテリーとiPhoneなどのバッテリーを気にして使うのが面倒だと思われるお店では、オールインワンAndroid端末もオススメかと思います。
すでにQRコード決済(PayPay決済など)をされている場合は、ストアーズ決済でも十分使えると思います。
手軽に持ち運び出来る「ポータブル決済端末」で、キャッシュレス決済が出来るように移動店舗などでの採用を増やしてもらいたいと思います。