こんにちは!!電子決済.comです。
進化するマルチ決済端末を特集していましたが、
三井住友カードからモバイル決済端末が新登場
以前、持ち運びできるマルチ端末についての記事をご案内していました。
が、三井住友カードの決済端末Stera mobileが新登場しました。
記事↓ ↓ ↓
三井住友カードは、決済プラットフォーム「stera」の決済端末にモバイル型の「stera mobile」を追加した。7月より順次設置開始する。
steraは、三井住友カードとGMOペイメントゲートウェイ、GMO-FG、Visaが協同して構築した事業者向けの決済プラットフォーム。決済端末として、据え置き型の「stera terminal」を提供してきたが、モバイル型のオールインワン端末としてstera mobileにより、飲食店でのテーブル会計やアパレル店での接客時会計、訪問先での軒先会計などより多くの業態や決済シーンでの活用が可能になる。
stera mobileは、三井住友カードとGMO-FG、トランザクション・メディア・ネットワークスが共同で開発。stera terminalの決済機能をモバイル型に内蔵し、操作画面には5型のタッチパネルを採用。クレジットカード、電子マネー、コード決済などの決済サービスに対応できる。
無線LANとLTEに対応。Android OSをベースとし、アプリ追加で機能拡張できるほか、プリンター付きでレシート発行も可能となっている。
(出典:Impress watch2021年6月23日)
Stera mobile
どんなマルチ端末なのか?公式HPから調べてみましょう。↓ ↓ ↓
【外観・機能】
1台で様々な決済に対応するモバイル端末。
操作画面にはタッチパネルを採用。
スマートフォンのような感覚で、クレジットカード・電子マネー・コード決済など
あらゆる決済サービスを場所を選ばずに取扱い。
4Gモバイル通信
5インチHDカラータッチパネル
大容量バッテリー搭載
コンパクトなPayGatestationと良く似ているようですが、プリンターは組み込まれていないようです。➡幅58mm×Φ40mmのロール紙が入るようでした。
【対応する決済】
据置型のStera terminalと同じようでした。
【スペック詳細】
ディスプレイ:5.0インチ静電容量式カラータッチパネル 720×1280 Pixel バックライトLED
サイズ:幅78mm×奥行175.7mm×高さ58mm 重量460g(バッテリー含む)
入力キー:ソフトウェアキー(タッチスクリーン表示)
カードリーダー:
非接触IC:ISO/IEC14443(TypeA/TypeB) FeliCa MIFARE
接触IC:EMV準拠 接触ICカード ISO/IEC7816
磁気:手動走行式 シングルヘッド JISⅠ(Track1 Track2)JISⅡ(api対応)
I/F:USB Type-C Bluetooth4.0
電源:
入力:100-240V AC 50Hz/60Hz
出力:5.0V DC 2.0A
バッテリー:大容量Li-Ion Battery 5250mAh 3.7V
カメラ:
前面:0.3Megapixel(30万画素)
背面:5Megapixel Auto Focus(500万画素)
カードスロット:SIMカード SAMカード MicroSD
アクセサリー:ACアダプター USB Type-C(1m) 取扱説明書
Stera terminalとの棲み分け
すでにサイゼリアなどで使われている据置型のマルチ端末Stera terminalは、こちらのサイトから申込出来ます。↓ ↓ ↓
VISA,Masterクレジット初年度手数料2,8%、サービス利用料3,000円/月(税抜)
Stera terminal本体にはプリンターもついているので、非常にコンパクトなオールインワン端末ですがインターネット通信は、無線LANもしくは有線LAN接続となります。
Stera mobileにはSIMカードスロットがある為、フレッツ光などの契約が無い店舗でも使えるメリットがあります。(まだ価格については公開されていないようでした。)
ただStera mobileは、プリンターをBluetooth接続して使うことになるので、テーブル会計などの時にはStera mobile+してモバイルプリンターも店員が持ち歩く必要があると思います。
無線LAN環境がある店舗様では、
1)Stera terminal1台でクレジットカード処理(多言語表示やPOS連動にも対応。)
2)Stera mobile(重量は460g)とモバイルプリンターでクレジットカード処理
することになりますので、頻度が高い場合は重力が軽いStera mobileでの検討をしてみてはいかがでしょう?
※POSレジ連動する場合は、steramarket内を参照の上検討をお願いします。➡現時点では「ポスタス」との連携が可能です。
まとめ
Stera mobileは、インターネット回線の無い場所(例えばキッチンカーやイベント会場等)で威力を発揮するマルチ決済端末のようです。
据置型のオールインワンマルチ端末Stera terminalとほぼ同じように利用できるみたいです。
インターネット回線を店舗に引いていないお店様、テーブル会計を主としているレストランなどでで活用されるイメージです。
同じように利用するSquare terminalは46,980円(税込み)で販売されていますが、Stera mobileについてはどういう方法で設置店開拓をしていくのか?注視していこうと思います。
2023年9月追記
恐らくですが、同じ端末を使ったサービスがSB C&S株式会社より「Pay CAS Mobile」という名称で提供されています。
ソフトバンクのグループ会社なので、SIMカードを内蔵しているようです。
連携するPOSレジにはblayn、リアレジなどがあるようです。